
Fumie Shimaoka
個人(大阪府)
幼い頃から机に向い集中して手指を動かす作業が好きで、モンテッソーリ教室に通っていた。折り紙が得意でホテルでリネンを畳む仕事に就き、余暇として習字やリリアン、編み物をしながら過ごしていた。そんな中、ある日突然ダウン症の方に多い円錐角膜による症状のひとつである急性水腫を発症したが奇跡的に回復し、自ら手持ちの水性ペンで大胆に細やかな線画を描き始めた。彼女は、コツコツとちいさなマルやセルを繋げ、好きなモノや想いを描く。当初はモノクロの作品を描いていたが、次第にたくさんの色を持ち、形を変え、欠片は増殖していく。そして、徐々に現在の作風が確立されていった。
WORKS
作品
「宇宙」

異彩を放て
知的障害。
その、ひとくくりの言葉の中にも、無数の個性がある。
“普通”じゃない、ということ。
それは同時に、可能性だと思う。
HERALBONYは、日本全国の福祉施設に
在籍するアーティストと共に、
新たな文化の創造を目指すアートライフブランドです。
