全世界でアクションを起こすべく、
国連が制定した2つの国際デーで
私たちにできることは何だろう。
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全世界でアクションを起こすべく、
国連が制定した2つの国際デーで
私たちにできることは何だろう。
HERALBONYではこの2つの国際デーがある期間を「HERALBONY BUDDY WEEK」と名付けています。異彩の「バディ」となって伴走するこの期間、「自閉症」「ダウン症」を多くの人に知ってもらうべく、今年は限定プロダクトの販売と、JOURNALコンテンツを公開。
「自閉症」「ダウン症」「障害」という枠組みを超え、一人のかけがえのない存在として、その人らしく生きていける世界へ。
#ヘラルボニーバディーウィーク #HERALBONYBUDDYWEEK
#世界ダウン症の日 #世界自閉症啓発デー
正式名称は「ダウン症候群」。イギリス人のジョン・ラングドン・ダウン医師が最初の報告者であることからこの名前がつけられました。
誰にでも染色体の突然変異は起こりえますが、ダウン症は21番染色体が先天的に1本多く、計3本であることから「21トリソミー」とも呼ばれます。
現在ダウン症のある人は日本全国に5~6万人いるといわれています。
自閉症のある人は、社会的なコミュニケーションや対人関係が苦手であったり、特定の行動(ルーティンなど)に強いこだわりを持っていることなどが特性としてあげられます。もちろん、人それぞれで苦手さやこだわりの強弱は異なります。そのような観点から「連続体」という意味をもつ「スペクトラム」という考えができ、2013年からは「自閉スペクトラム症/自閉スペクトラム障害」という名称で呼ばれています。英名の‟Autism Spectrum Disorder”の頭文字をとって「ASD」と略されることもあります。また、自閉症のある人の特徴として、細部にこだわりをもつ人が多いこともあげられます。
ヘラルボニーでは、"ちがい"や"こだわり"を「絵筆」に変え、独自の世界観でアートを描き出す、たくさんの作家が異彩を放っています。
「世界ダウン症の日(‟World Down Syndrome Day”:WDSD)」は、ダウン症のある人がその人らしく安心して暮らしていけるように、ダウン症のある方たちとその家族、支援に携わる方などへの理解・啓発を全世界で行っていこうと国連で制定された国際デーです。ダウン症のある人は21番染色体が3本あることから「3月21日」が選ばれました。
「世界自閉症啓発デー(“World Autism Awareness Day”:WAAD)」は、毎年「4月2日」を自閉症についてより知ってもらうための啓発を目的とした記念日として国連によってに定められました。シンボルカラーは「癒し・希望・おだやかさ」を表す「青」。当日は東京タワーがブルーにライトアップされたり、世界各地でイベントが行われます。じつは、「HERALBONY」のブランドカラーも、このシンボルカラーから着想を得ています。
これらの日は、ダウン症や自閉症のあるひと、関わりのあるひと「だけ」の啓発デーではありません。いま、これを読んでくださっているあなたはもちろん、誰もが幸せに暮らすことのできる社会の実現につながる一歩を「みんなで」踏み出すための重要な日です。
※参考
公益財団法人日本ダウン症協会HP
e-ヘルスネット「ASD(自閉スペクトラム症/アスペルガー症候群)について」
好評により完売・再販なしとなっていた、八重樫季良「(無題)(家)」・高田祐「迷路」のアートネクタイが、数量限定で復刻販売。
ダウン症の異彩作家二人のアートを忠実に再現した高品質のネクタイを、この機会にぜひお手にとってみてはいかがでしょうか。
こちらの商品は、オンラインストアの会員様限定でご購入いただけます。
HERALBONY BUDDY WEEK の期間中、関連コンテンツを順次公開していきます。
自閉症啓発デーのシンボルカラー「青」。HERALBONYでさまざまなプロダクトにも起用されている「(無題)(青)」を描く作家、工藤みどりの制作風景や人柄を見つめます。
※工藤みどりさんご自身はダウン症・自閉症の障害がある作家ではありません。
今回のBUDDY WEEKのSPECIAL ITEMであるネクタイに起用されたアートを描く作家、八重樫季良。彼の作品が、花巻駅のラッピングに起用された際のエピソードなど、彼の作品とその生涯をご紹介します。
今回のBUDDY WEEKのSPECIAL ITEMであるネクタイに起用されたアートを描く作家、高田祐。彼が描き続ける「迷路」作品の秘密に迫ります。
WEEKを彩る、異彩の作家たちをご紹介
るんびにい美術館(岩手県)在籍
一見抽象的な幾何学パターンを描いたように見える絵だが、それが独自のアレンジによって描かれた建築物だと知ったら多くの人が驚くだろう。 この表現様式を八重樫は子どもの頃、誰に習うことなく独創によって生み出し、以来半世紀余りにわたってこのただ一つのスタイルで創作し続けて来た。その作品数はおそらく数千点に及ぶと思われる。
自然生クラブ(茨城県)在籍
東京都出身。伊奈特別支援学校高等部に在学中から、自然生クラブの太鼓ワークショップに参加し、抜群のリズム感を披露していた。2001年より自然生クラブのメンバーとなり、農作業や絵画、ダンスなどの表現活動に取り組み、ベルギー、香港、デンマークなど海外公演にも参加。田楽舞の太鼓で、中心的役割を果たす。ダウン症、健康上の不安を抱えながらも豊かな感受性と想像力で、その表現の幅を広げている。2013年秋、個展「色彩の迷路展」を開催。
るんびにい美術館(岩手県)
ある時はふわふわと、夢見るように周囲の誰かに笑顔で話しかけていたり。またある時は、一人自分の内側の世界に深く意識を沈めていたり。工藤のまなざしは、彼女の心だけに映る何かを追いかけてたゆたう。 心を満たす幸福なイメージが浮かぶのか。それとも痛みや悲しみを心に映さないようにするためなのか。それとも。工藤の制作は、瞑想から生み出されるような果てしなさがある。自分が今なにかを作り出しているという意識はあるのだろうかーー。彼女が描く時、縫う時、あるいはよくわからない「なにか」をしている時。ふとそんな疑問を感じさせる、不思議な空気が彼女の制作には漂っている。
自閉症啓発デーのシンボルカラーは
「癒し・希望・おだやかさ」を表す「青」。
異彩作家の描くブルーをまとって、誰もが生きやすい未来へ。
※ダウン症・自閉症の障害ではない作家の作品も含まれます