

杉本 かほる
Kahoru Sugimoto
やまなみ工房滋賀県
1979年生まれ、滋賀県在住。1998年から『やまなみ工房』に在籍 彼女がやまなみへ通所し、初めて行った作業は牛乳パックを使用した紙漉き作業だった。 その作業工程の中、彼女の役割は取り出した紙の繊維を手のひらで丸め細かな玉を作る作業であった。20年以上たった現在では、その作業はなくなり彼女の活動も変化してきたが、今も彼女の中には仕事というと両手で繊維を丸める行為を表す。そして今、活動の幅が広がり、紙コップを用いて自分の好きな色を決め、判子を一つ一つ丁寧に押していく。紙コップの丸が様々な色で積み重なり、色鮮やかに仕上げっていく。 彼女の中で陶土を丸めて玉を作る行為、判子を押す行為は仕事としての位置づけを成し、達成感とやりがいや意欲につながっているのであろう。

タイトル不明
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