FEATURED ARTIST 5.10

Kiyoshi Yaegashi

岩手県にある、るんびにい美術館で制作をしていた、八重樫季良。

一見抽象的な幾何学パターンを描いたように見える作品。それは独自のアレンジによって描かれた建築物だという。

この表現様式を子どもの頃、誰に習うことなく独創によって生み出し、

以来半世紀余りにわたってこのただ一つのスタイルで創作し続けた。

その作品数はおそらく数千点に及ぶと思われる。


2020年5月10日は、八重樫季良の命日。

永遠に生き続ける彼の作品と、その作品を纏ったプロダクトたちをご紹介します。

彼が生涯描き続けた作品群

「(無題)(家)」

「(無題)(家)」(黒)

今も誰かの心にあり続ける、季良作品。

岩手県・花巻駅の大規模限定ラッピングプロジェクト
(現在は通常の駅舎に戻っています。)

2021年に開催されたBAG -Brillia Art Gallery-では、彼が実際に使用していた机や画材が作品とともに展示されました。

盛岡にあるHERALBONY GALLERYで、ステンドガラスのように彼の作品は生き続けます。