HERALBONY GALLERY 企画展2024年10月12日(土)〜12月28日(土)
るんびにい美術館「異彩のはじまり」展
るんびにい美術館は、アートを通して「ボーダーレスの体感=命との出会い」を提供する場となることを目指し、あらゆる表現の作品を展示しています。美術館の2階はアトリエとなっており、個性豊かな作家達が思い思いに創作する様子を覗くことができます。
ステンドグラスのようにカラフルで、何らかの規則性を持って描かれた幾何学模様。ボールペンの跡が残るほど執拗に何度も何度も書きつけられた黒い丸。ランダムに見えて実は数字や文字が潜んでいる絵──。
これらの作品・作家との出会いから、ヘラルボニーは生まれました。
本展では、今日に至るまでヘラルボニーの事業を支えてくださった、るんびにい美術館の作家9名の絵画・糸・織りなど、さまざまな表現の作品を展示いたします。
そしてヘラルボニーは、2024年9月、フランス・パリに拠点を置き新たなスタートをきりました。
世界への第一歩を踏み出した今、岩手でも新たな挑戦に向けた準備のため、本展示でHERALBONY GALLERYはこの場所での役目を終える運びとなりました。
約3年間、様々な作家や作品に焦点をあて、その魅力を伝えてきたHERALBONY GALLERY。
これまで全国各地から足をお運びいただいた皆様のおかげで、岩手という地で、ヘラルボニーの思想を届ける場所として根付くことができました。
最後に、ヘラルボニー前身のMUKU誕生から8年、ここまでの道のりを伴走してくださったるんびにい美術館の作家と職員の皆さまに感謝を込めて。
「異彩のはじまり」である作品の数々を、ぜひご覧ください。