伊藤 大貴
Daiki Ito
あいアイ美術館埼玉県
川越の実家で対岸に聳える富士山を眺めて育つ。父親が亡くなってからは月に父の面影を重ね、自身を富士山として描くようになる。彼が富士山を描く時、4時間に渡って山と対峙し、その間全く微動だにしない。日が落ちてあたりが闇夜に包まれた頃、ようやく制作に向かう。水泳を得意とする一面があり、遠泳にも果敢に挑戦している。そのためか、彼の描く自然の風景のなかには水飛沫のように色彩がほとばしる。
太陽と富士山
寅
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