森 雅樹

Masaki Mori

やまなみ工房滋賀県
1969年生まれ 滋賀県在住 
2016年から「やまなみ工房」に在籍  現名古屋デザイナー学院にて、グラフィックデザインを学ぶ過程で、ジョン・ケージの手になるコンサートに出席し、アメリカ実験音楽に興味をもつ様になる。その後、音響空間の可視化を目指し、現在進行形のドローイング作品としては、アンダーグラウンド/サイケデリック・ロックのもつ空間の拡がりを元にした「地歌」シリーズ。ジョン・ゾーン等のポスト・モダン音楽のブロック化した音像を表した「ギグ」シリーズ等がある。その、ハンス・ベルメールから宮西計三を思わせる神経質な線によるドローイングは、長い闘病生活による存在不安の亀裂をも表出している。

橋本一子/Ub-X