異彩作家から届いた、嬉しい一枚
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こんばんは、HERALBONYスタッフのMarieです。
HERALBONYでは、ブランド誕生時から「作家ファースト」という考え方を大切にしています。アートを起用する際には、必ず作家さんやご家族、施設の方と対話のうえ商品作りを進めており、作家の意志にそぐわない形にならぬよう、アートそのものの魅力を最大限に活かしたものづくりを心がけています。
完成した商品は作家さんのもとへお届けするのですが、そのお礼と共に、作家さんが商品を手にしたお写真をいただくことが多くあります。そのお写真をながめる時間が、社員一同の大きな励みとなっており、HERALBONYで活動する中で大きな幸せを感じる時間のひとつです。
今回は、そんな素敵なお写真の一部を、いつも応援してくださるみなさまにもおすそ分けしたいと思います。
Koichi Tsuchiya with
クラシックシャツ「無題」(葉っぱ)
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ご自身が描いた「葉っぱ」のクラシックシャツが届いた土屋 康一(Koichi Tsuchiya)さん。開封時からとても嬉しそうな様子に、私たちまで笑顔になってしまいます。土屋さんはさっそくシャツを羽織ってくださり、そのまま施設の各階を歩いていたそう。
Koichi Tsuchiya
土屋さんの描く作品に多く見られる、串に団子が刺さったような図が描かれる「はっぱ」。自然が持つ有機的なリズムを感じる、人気のアートです。
Kohei Sato with
リバーシブルバッグ「恐竜時代」
佐藤 皓平(Kohei Sato)さんは、ダウン症のヒップホップダンサーとしても活躍する多彩な異彩作家。ダイナミックな色彩が特徴的な作品「恐竜時代」のアートを手に素敵な笑顔の佐藤さん、我々もパワーをもらえます。
Kohei Sato
こちらのバッグはちょっとしたお出かけ、お仕事から旅行に使える大きさまで選べる3サイズ展開。総柄と無地柄のリバーシブルタイプなのでシーンに合わせて使い分けられます。
Miyuki Higo with
スカート「しかくとまるとさんかく」
スカートの揺れるシルエットを見せてくださっているのは、肥後 深雪(Miyuki Higo)さん。肥後さんはご自身の作品を着用して撮影するのを楽しみにされていたそうで、「いつ撮影するの?」とそわそわして待ってくださっていたという嬉しいエピソードも。
Miyuki Higo
起用された「しかくとまるとさんかく」は、ご本人の魅力がそのままアートになったような優しさを感じます。オーガニックコットン製の柔らかく揺れるスカートに、ぴったりな作品です。
Hiroshi Yoshida with
スカーフ「ヴェネチアのフルーツ船」
凛々しい表情の吉田 裕志さん(Hiroshi Yoshida)が掲げているのは、「ヴェネチアのフルーツ船」というアートを起用したスカーフ。吉田さんが色鉛筆で描く世界の街並みは、幾重にも色を重ねることでどこかポップな雰囲気が生まれています。
吉田さんの「ヴェネチアのフルーツ船」は、通常のシルクスカーフだけでなく、フランス限定の「Paris Edition」がパリ・マレ地区に位置するアートギャラリー「Galerie Christian Berst」で展示・販売されました。
HERALBONYの「作家ファースト」
HERALBONYは異彩作家を「支援の対象」ではなく「対等なパートナー」としてお付き合いをしています。障害という枠を超え、異彩作家が描き出すアートの魅力に誰よりも熱狂し、その魅力を発信する存在として、私たちはこれからも、HERALBONY誕生時から大切にしている「作家ファースト」の理念を体現していきます。