HERALBONYプレス担当のお部屋&お出かけアイテム“Kuromaru”とは 【#異彩のある暮らし】

この連載 「#異彩のある暮らし」は、アートライフスタイルブランド「HERALBONY」のクリエイティブディレクターを務める中塚美佑(通称MIU)がお届けする暮らしのコラム。人当たりはちょっとドライなのに、心に熱い何かを秘めるMIUが、HERALBONYのアートやプロダクトの楽しみ方、ライフスタイルへの取り入れ方を「ゆるく、やさしく、熱量高く」ご紹介していきます。

◎中塚美佑(なかつか・みう)/ @iiimiiiu
アートライフスタイルブランド「HERALBONY」のプレス担当兼クリエイティブディレクター。デジタル施策におけるクリエイティブを統括。トゥモローランドでの販売・SNS運用を経て現職。Instagramのフォロワーは2万人を超える。知的障害を伴う自閉症の兄がいる。

入社前から身近に置いていた、佐々木早苗(Sanae Sasaki)の”Kuromaru”。オンラインサイトで、彼女についての説明やWEB上にある記事を読んでいると『ボールペンでぐるぐる描く』とありました。

この真っ黒な画面をボールペンで・・・!? あえて細いペン先を選択しているのだろうか。理由はわからないけど、この丸がボールペンで時間をかけて埋められたと思うと、果てしない。

「(無題)(丸)」

早苗さんは、kuromaru以外にも数多くの表現を持っています。彼女は一つの表現に数か月から数年集中して取り組んだあと、不意にやめて、突然別の表現を始めるらしい。
「(無題)」
2023年に伺った際の切り絵作品

作品に作家の人生を見る

知的障害のある人には、「常同行動」と呼ばれる同じ行動や言語を長時間にわたって反復・継続するという特徴があります。それらにより、どこまでも果てしない、エネルギーに溢れた表現が生まれます。

まわりの人は「早苗さんは一度制作をはじめると、終了の時間まで手を止めないんです」と言います。

きっと、この止まることのない表現が彼女の人生そのものなのかもしれない。そんな奥深さも感じながら、彼女の作品へ没入していきました。


それからずっと集めてきたKuromaruの世界。気がつけば、このアートが生活にあることがあたりまえになっていました。

Kuromaruとお部屋

私とKuromaruは、朝起きて、会社に行って、夜寝るときまでずっと一緒です。

「おはよう」とともにまず目に飛び込んでくるのは、とにかくもっちもちなクッション。ソファやベッドで毎日触れるものです。リラックス&リカバリーウエアは、触着心地がよく、襟元や裾のアートがかわいい。”パジャマ感”が強くないビジュアルもお気に入りです。

>> リラックス&リカバリーウエア 29,700円
>> クッション 8,250円 / カバーのみ:5,830

ハンカチは額装して、インテリアとして長年愛用しています。

>> ハンカチ 3,300円

玄関口にはKuromaruの風鈴を。南部鉄器にしか出せない、心地の良い音色がドアを開けるたびに聴こえます。家族や友人が来るたびに、この音を聞いて「いい音。」と言ってくれるので季節関係なく一年中吊るしています。一度、体験してみてほしい音色です。

Kuromaruとおでかけ

エコバックは、SサイズとMサイズどちらも毎日バッグに入れて持ち歩いています。Sサイズは、職場でランチに行くときやちょっとしたお買い物に。Mサイズは比較的買う量の多い夕飯の買い出しには欠かせません。仕事で衣装や備品を持ち運ぶときにも。


>> エコバッグ Sサイズ:2,420円 / Mサイズ:3,300円

ニットとパンツはシンプルなものにして、ラップスカートとしてパンツの上に重ねるスタイリング。同じ辺の角を腰に巻きつけて結ぶだけ。派手すぎず、良いアクセントになるアイテムです。

>> シルクスカーフ 22,000円

スタンダードなユニセックスのシャツは、さらりとしていて初夏は一枚で、秋冬も羽織やニットとのレイヤードにと重宝しています。


>> レギュラーカラーシャツ 30,800円

作家・佐々木早苗という人

こんなにもたくさんの商品が生まれているKuromaruシリーズですが、ご本人に出来上がった商品をお渡ししたときの話が印象的です。

それは、3年程前に代表の文登さんから聞いた、「はじめは、早苗さんに出来上がった商品を見せに行くと無反応であまり喜んでいるように見えなかった。でも、実際にKuromaruのシャツを着て会いに行ったりすると、最近は反応してくれるようになり笑顔まで垣間見れるようになった」と。

なんなんだ、この、早苗さんという人を言語化したようなグッとくるエピソードは・・・と引き込まれていったときの感覚を思い出します。初めて会う人には、あまり心を開くことがなさそうで、でも何度も想いを伝えたら、少しだけ答えてくれる。静かであたたかい心と、人から憧れを抱かれるような悠然さをもった人です。

早苗さんに、HERALBONYの信用を築くことができた瞬間が、このときだったのかもしれない。そう思います。

>> マグカップ 4,950円


次回は、私の部屋にある、ハンカチの飾り方についてお話しします。

>>NEXT:HERALBONYプレス担当の「ハンカチを飾る」というライフハック【#異彩のある暮らし】