私たちが「異彩」と出会う場を作りつづける理由|作家1日ストアスタッフレポート

こんばんは、スタッフのMarieです。
 
11月20日〜11月26日の7日間に渡り開催された、東京大丸でのPOP UP STORE。
多くの皆様に足をお運びいただき、大盛況のうちに幕を閉じることができました。ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
 
今回のPOP UP STOREでは、初の試みとなる「作家1日ストアスタッフ」を開催。3日間に渡り、3名の作家が店頭を盛り上げてくれました。
 
ご来場いただけなかった方にも、ヘラルボニーが実現したい”理想の風景”の一部をお届けできたらと思い、その様子の一部を、ご紹介します。

それぞれの“らしさ”が溢れる
作家ストアスタッフの様子

オープン初日に駆けつけてくれたのは、伊賀敢男留さん。敢男留さんが着用されているのは自身のアート作品「夜景」のクラシックシャツ
たくさんのお客様の前ではにかみながらお辞儀をしたり、ディスプレイのハンカチを丁寧に畳む姿も、器用できちっとした性格の敢男留さんらしい振る舞いが印象的でした。
2日目の小林覚さんは、自身のアート作品「夏の魔物」のシャツ(残念ながら完売)を着用して店頭に登場。同じく「夏の魔物」のタオルブランケットを購入されたお客さまを接客したり、多くのお客様をお迎えしました。
 
背中をかいてもらうと落ち着く小林覚さん。背中をかかせて欲しくて並ぶ方や写真を撮りたいお客さまの列で「サトル待ち」まで発生する人気ぶり。
最終日は、今回初めてHERALBONYのイベントに登場いただいた、佐藤 皓平さん。佐藤さんは、幼い頃から体を動かすことが好きで、6歳からダンス教室に通っています。なんと現在、「バリアフリーダンサー KO-HEY」としても活動をされているほど。
 
自身の作品「恐竜時代」のニットマフラーを身につけて、店頭にご来場いただいたお客さまと会話をしたり、得意のダンスを披露してくださったりも!
 
3日間とも、作家がストアにいる時間は、多くのお客様で賑わい、笑顔が溢れていました。そして作家たちも、嬉しそうな表情やアクションを見せてくれていたことが、とても嬉しく印象的でした。

企画に込めた想い。
HERALBONYが実現したい風景

HERALBONYではPOP UP STOREやアート展を開催する際に、作家とお客さまとが、同じ空間で、同じ時間を過ごすことを大切にしています。
 
「障害」= 欠落、ではなく、
ちがいがあるからこそ、描ける世界がある。
 
作家と出会う体験を通じて、その魅力や面白さを体感し、作家への「リスペクト」や「憧れ」のような感情が生まれる。そしてそれを体感したお客様ご自身も、自分らしさを肯定できるような気持ちなど、新たな気づきに出会うことができる。
 
作家さんの周りに人々が集い、笑顔が広がる空間を生み出す。HERALBONYは、そんな唯一無二の体験をお届けできるブランドでありたいと思っています。
 
少しずつ障害に対するイメージが変わっていく未来がくるといいなと思い、これからも、多くの方が「異彩」と出会える場所を作りたいと考えています。

カワトクPOP-UP STOREでも
1日ストアスタッフを開催

現在開催中のカワトクPOP UP STOREにも、4名の異彩を放つ作家が登場します。
 
是非この機会に、アーティストの皆さんとの対話をお楽しみください。何が起こるかは当日の作家さんの気分次第。それもまた、このイベントの醍醐味です。
 
皆さまのご来場をお待ちしております。

■作家ストアスタッフ スケジュール
11月30日(土)13:00〜14:00
佐々木早苗工藤みどり
(岩手県:るんびにい美術館)
 
11月30日(土)14:00〜15:00
小林 覚(岩手県:るんびにい美術館)
 
12月1日(日)15:00~16:00
小林泰寛(福岡県:アトリエブラヴォ)
 
■店舗情報
HERALBONY POP UP in KAWATOKU
日時:11/27(水)〜12/3(火)
場所:パルクアベニュー・カワトク1階 
          エレベーターホール前
          〒020-8655 岩手県盛岡市菜園1-10-1
営業時間:10:00ー19:00 
※最終日は17時終了