「描きたい」が溢れ出す瞬間を見た。作家・衣笠泰介「ドンキちゃん」誕生秘話【異彩通信#1】
皆様こんにちは。HERALBONYスタッフのMarieです。
いつもHERALBONYをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
日々、さまざまな活動をする中で、異彩作家との交流から生まれる素敵な体験をたくさんさせていただいております。その度に「これをいつも応援してくださっている皆様にもシェアしたい…!」という気持ちが膨らみ、今回、新たな企画を始めることにしました。
「異彩通信」と題しまして、いつも応援してくださっている皆様にお手紙をお送りするような気持ちで、オンラインストア会員限定コンテンツとして、異彩作家レポートをお届けしていこうと思っております。
ちょっと肩の力が抜けるような、そして元気をもらえるような。
「推し」について話すような気持ちで、「普通じゃないを愛する」同志の皆様に向けて。
どうぞお付き合いください!
日本橋三越「異彩の百貨店」での出来事
2023年8月。日本橋三越にて開催された「異彩の百貨店」にて、さまざまな異彩作家が公開アート制作を披露し、会場に異彩を放ってくれました。
生き生きと作品を描く作家たちの姿と、それをわくわくしながら見つめる老若男女入り混じったたくさんのお客様たち。私はこの光景が本当に大好きです。
イベント時間内で、かつての日本橋の風景を描いた大作を見事描き上げた泰介さん。
そして公開アート制作のイベントは終了……したのですが、「もっと描きたい!」と言わんばかりに、即座に手に持っていたキャンバスをテーブルに置き向き合う泰介さん。そしてものすごい勢いで描かれていく下絵……
その間、体感としてはわずか3分ほどの時間でした。
気づいたらあっという間に色が塗られており、最後に勢いよく書き込んだ文字は、「ドンキちゃん」!
(赤と青で、ドキンちゃんとコキンちゃんが合体したようななんとキュートな姿……)
思わず現地にいた他のスタッフたちと「ドンキちゃん!!!」と盛り上がってしまいました。
「ドンキちゃん、最高ですね!」とお母様の珠美さんにお話ししたところ、「(今回は日本橋をテーマに作品を描く予定なので)アンパンマンは禁止よ」と、イベント開始前に何度も泰介さんにお伝えしていたとのこと。
日本橋の作品を大満足に仕上げ、イベント終了の合図を聞いて、最後の最後に「大好きなアンパンマンの作品を書きたい!」という思いが爆発したのでしょうか。
あるいは会場にお子さんもたくさんいらっしゃったので、「イベントが終了した今、お子さんが喜ぶであろうアンパンマンキャラクターを描こう!」という粋な計らいだったのかもしれません。
※「HERALBONY TONE FROM MUSEUM〜聴く美術館〜」衣笠泰介ゲスト回をぜひご参照ください
https://store.heralbony.jp/blogs/journal/podcast07
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そんな素敵な泰介さんの「ドンキちゃん」は、HERALBONYオンラインストアからご購入いただけます。
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